大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事 施工前と施工後.jpg

鉄筋コンクリート住宅メーカー大成パルコンの、主に既存塗膜のふくれや剥離の補修を伴う外壁塗装と防水保護塗装(トップコート)工事の施工例です。

大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事01_施工前.jpg

施工前。

H様は前回の外壁塗装・防水工事を含め、新築当初よりメーカー(大成パルコン)さんのメンテナンスをご利用されていました。

今回は初めてメーカーさん以外の工事店での施工となります。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事02_足場設置.jpg

足場の組み立て後、飛散防止のための養生ネットを取り付けます。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事03_外壁高圧洗浄.jpg

外壁の高圧洗浄中。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事04_断熱ブロックの高圧洗浄.jpg

防水床面や断熱ブロック(写真)の高圧洗浄。

汚れが落ちていく過程がよくわかると思います。断熱ブロックの高圧洗浄は必ずしも必要ではありませんが、施工部位がきれいになっているのと対照的に、この広い部分が汚れたままでは全体的に美しくはありません。

また、足場で周囲にネットが張られている時こそ、近隣に迷惑をかけずにきれいに洗浄できるチャンスでもあります。この程度はサービス工事の範疇です。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事05_鼻隠の膨れ.jpg

施工前 鼻隠下部の塗膜ふくれの状況。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事06_上から見た鼻隠.jpg

施工前 鼻隠を上から見たところ。

鼻隠塗装面と防水端末の取り合い部に、亀裂や口があいてしまっている箇所が全周にわたって見られます。

前の写真で見られる鼻隠下部の塗膜の膨れの原因は、ここからの雨水の侵入であると特定できます。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事07_マーキング.jpg

赤丸印の部分は、上から入った水で塗膜がふくれています。このようなふくれが他に数ヶ所見られました。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事08_不良部塗膜はがし.jpg

脆弱部の塗膜をはがしたところです。はがした後の白い部分が広範囲にわたっています。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事09_浸透性シーラー.jpg

露出した下地の補強と密着性を確保するため、エポキシ系の浸透性シーラーを塗布。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事10_樹脂モルタル.jpg

その上から樹脂モルタルで平滑処理。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事12_樹脂モルタルにて鼻隠全面塗布後フィラーでパターン付け.jpg

新たに作った平らな下地面に、旧塗装面と同様のパターン(模様)をつけていきます。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事14_鼻隠部分水性防水材塗布.jpg

鼻隠部分の正面、天端そして内側立ち下りにかけて、継ぎ目なく連続して防水材を塗布。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事17_鼻隠部分水性防水材塗布完了.jpg

鼻隠の防水材塗布完了。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事20_鼻隠部分仕上塗装完了.jpg

鼻隠部分の仕上げ塗装完了。

塗装と防水の継ぎ目を内側立ち下り部としたため、これで塗膜内部に雨水が浸入することはありません。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事21_施工前不良部.jpg

施工前の外壁塗膜の浮き。

着工前の調査では発見することが難しい不良部分も、足場が組み上がったら、建物の細部にわたって至近距離での異常の有無を確認できますので、専用の調査器具等を用いて不良個所を特定しマーキングしていきます。

この写真では、どこに異常があるのか全くわからないと思います。

一瞥しただけではつい見逃してしまいそうですが、広範囲にわたって塗膜が浮いているのです。このままの状態で塗装するわけにはいきません。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事22_施工前不良部一部はがし.jpg

マーキングした部分の一部塗膜をはがしてみました。

コンクリート躯体から完全に剥離しています。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事23_不良部はがし.jpg

浮き部分の塗膜をすべて撤去。ずいぶんと範囲が拡大してしまいました。

サッシ枠下部と躯体の取り合い部に問題がありました。この部分のシール処理はつい見落としがちとなりますが、この処理が甘いとほんのわずかな隙間からも雨水の侵入を許してしまいます。

今後このような不具合がでないようにする必要があります。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事24_浸透性シーラー塗布.jpg

エポキシ系の浸透性シーラーを塗布。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事25_樹脂モルタル不陸調整.jpg

樹脂モルタルにて平滑処理。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事26_樹脂モルタル不陸調整完了.jpg

樹脂モルタルの平滑処理完了。

この部位の乾燥及び他の下地補修も完了したら、躯体全体のPCパネルの板間目地及び建具廻りのシーリング処理(劣化度合いに応じたシールの撤去打ち替えか増し打ち)並びに前述の見落としがちな端末・入隅や取り合い部のシール処理を施します。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事27_吹き付けによるパターン合わせ.jpg

パターン処理。周囲の吹き付け塗装の模様に合わせ、吹き付けによる模様付け。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事29_補修部の仕上げ塗装完了.jpg

仕上げ塗装後の補修箇所周辺。

きれいに補修できました。どこを補修したのか判らなくなりました。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事31_胴差し部分を色違い塗装完了.jpg

胴差し部分の色違い塗装完了。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事32_下塗り塗装.jpg

外壁・軒天の下塗り中。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事33_下塗り塗装完了.jpg

下塗り塗装完了。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事34_中塗り塗装.jpg

外壁・軒天の中塗り塗装中。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事35_上塗り塗装.jpg

外壁の上塗り塗装中。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事36_雨戸の塗装.jpg

雨戸の吹付け塗装中。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事37_竪樋の塗装.jpg

竪樋の塗装中。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事38_フード類の塗装.jpg

フード類の塗装中。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事39_サッシ水切り露出シール.jpg

サッシと水切り取り合い部(皿板上部)の露出目地シーリング(変成シリコン)施工中。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事40_防水層露出部のトップコート.jpg

屋上のトップコート塗布(防水メンテナンス)完了。

防水にとって有害な紫外線等からは、断熱ブロックの敷設によりある程度保護されていますが、そうでない露出している防水層(主として立上り・庇部分・パラペット・ペントハウス屋根や斜壁等)は護ってあげる必要があります。

相対的に弱くなる露出防水層は、表層に保護塗装を定期的に施してあげる(メンテナンスする)ことにより、バランスを保つことができます。この部分の劣化の放置により、雨漏りを誘発する場合もありますので、軽視するのは禁物です。

前回のメーカーさんの工事では、外壁塗装と同時に断熱ブロックを一旦撤去して防水改修工事をされたとのことでした。

今回の弊社での現場調査の段階でも、露出部のウレタン防水層は概ね健全な状態を維持し、特に断熱ブロック敷設部境界線附近の劣化もほぼ見られないことから、断熱ブロック下部の防水層についても健全であると類推し、防水改修の必要性はなくメンテナンス(工事費が少なくて済む)で充分である旨をH様には説明させていただきました。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事41_防水層露出部のトップコート(BL).jpg

2Fバルコニー露出部分の防水保護塗装完了。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事42_防水層露出部のトップコート(PH).jpg

ペントハウスとサンルームの基礎立上り、並びにペントハウス屋根及び斜壁部分の防水保護塗装完了。

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大成パルコンの外壁塗装・防水保護塗装工事44_工事完了.jpg

パルコン外壁塗装・防水保護塗装工事の完了。

施工前と施工後が遠目にはほとんど変化がないように見えますが、中身は全く違ったものになっています。

 <お客様の声>

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